古文なんてもう使うことはないだろう……そんなふうに思っている人も多いのではないでしょうか。昔日本人が使っていた言葉や文章を勉強することで、今日本で使われている言葉や文章がより深く理解できるものだから、古文は勉強する意味があるのです。
例えば、一つクイズを出しましょう。現代において物事が終わる時に「けりをつける」という言葉を使います。では、この「けり」って一体どういう意味でしょうか?
これは実は、キックという意味の「蹴り」ではないんです。古文の中に助動詞で「けり」という言葉があり、古文の勉強でもよく文章の中には、「~にけり」のように、言葉の終わりに「けり」をつけることで「文の終わり」を示しているものがあります。今でも「けり」=「終わり」という意味で使われているのです。(ア)、古文を勉強すれば、現代の言葉を知ることにもつながるのです。
本来は今を生きる私たちの糧になるのが古文なのに、それを誰も伝えられないまま古文を勉強している人があまりにも多い。これは本当に悲しいことだと思います。この記事が、みなさんが「古文」という科目を捉え直すきっかけになってもらえれば幸いです。
【小题1】文中に「そんなふうに思っている人」とあるが、それはどんな人か。A.古文を使わない人 |
B.古文を使いたい人 |
C.古文の勉強は重要だと思っている人 |
D.古文は勉強する必要がないと思っている人 |
A.キックする | B.何かを蹴る | C.結論を出す | D.効率を高める |
A.これから | B.このように | C.それなのに | D.そのうえに |
A.誰も古文の意味が分からなくて、伝えられないこと |
B.誰も古文を勉強したくなくて、伝えられないこと |
C.古文の重要性が分かっているのに、伝えられないこと |
D.古文を勉強しているのに、誰もその重要性を伝えられないこと |
A.今の日本語をできるだけ深く理解すべきだ。 |
B.糧である古文の重要性を再認識すべきだ。 |
C.今の日本語を勉強すれば、古文を知ることにつながる。 |
D.糧である古文を勉強している人が多いのは本当に悲しいことだ。 |
「急がば回れ」 という言葉があります。 それは、急ぐときには、危険な近道より遠くても安全な道を選ぶ方が結局は早いという意味の例えです。これは普通に道を選んでどこかに行く時にも使えます。例えば、スーパーに行きたい時に家から行くルー トが何通りかあったとします。多くの人は一番近いルー トから行きたがるでしょう。しかし、みんながみんな近い方から行くとなると、人が多くなって道が混んでしまいます。このようなときは、あえて遠い方から回ると、早く着くことができるということです。この場合に「急がば回れ」ということができます。また、別の場合の「道」とは( ア ) を表すこともできます。
例えば、大学受験です。早く受験を終わらせるためにいろいろコネを使ったり、簡単 な推薦をたくさん受ける人がいます。しかし、このようにしていては、結局うまくいかず後から焦って勉強しなければならなくなるのです。 ( イ ) 毎日地道に勉強して近 道を選ばなかった人が結局円滑にいい大学に受かったりするのです。つまり、運やタイミングも関係しているとは思いますが、結局は地道な努力が必要だということです。
【小题1】文中の「急がば回れ」 の意味として正しいものはどれか。A.焦っている時は一度回って落ち着く。 |
B.急いでいる時は頭を回す。 |
C.急ぐ時は遠くても安全な道を選ぶ。 |
D.急ぎたい時は回ってものを考える。 |
A.道路 | B.脳 | C.人生 | D.勉強 |
A.受験を早く終わらせるために楽をしようとする |
B.受験を早く終わらせるために勉強をする |
C.受験を早く終わらせるために塾に行く |
D.受験を早く終わらせるためにコネを使わずに試験の準備をする |
A.つまり | B.すなわち | C.一方で | D.とりあえず |
A.「急がば回れ」 は急いでいるなら遠まわりして安全な道を選ぶこと。 |
B.早く受験を終わらせたいために コネを使ったりする人がいる。 |
C.何事も地道な努力が必要なのである。 |
D.急いでいる時はゆっくり立ち止まって考えなおしたほうがいい。 |
夢に本屋が出てきたことがある。書棚で何かを探しているのだが、そこはむかし郷里にあった小さな店なのだ。子どもの頃から通い、マンガ雑誌の発売日に駆け込んでいた(跑进去)。
自分のなかでは、それは、本屋の原型なのかもしれない。これからの子どもたちには縁のない話になるだろうか。身の回りから書店がどんどん消えている。小さなまちでも、そして大都市でも。
東京の赤坂駅周辺にいくつかあった一般書店が、全てなくなったと記事で知った。最後に閉店した文教堂赤坂店では、店の前に従業員一同の名で紙が張り出されたという。「書店という業態は世の中に街に必要とされなくなっているのだろうか?」。
アマゾン(亚马逊)などのインターネット通販は確かに便利だ。( ア )、書店に入るのは 自分の関心を広げてくれる気がする。書店員の「おすすめ」に、こだわりを感じることがあり、ネット通販の「あなたへのおすすめ」では出会えない本がある。
西暦79 年、火山の噴火で滅びた古代ローマには、すでにこんな本屋があった。白く塗った壁に赤い文字がある。書かれているのは新作の発売日だったり、最新の翻訳版のお知らせだったりだ。
書店は人類の文明とともに存在する物だと言っても過言ではない。私たちの代で失われてしまうなんて( イ )。そう断言する自信が持てなくなるほどの書店消失が続いている。
【小题1】「これからの子供たちには縁のない話になる」とあるが、それはなぜか。A.今頃の子供は書店の夢を見ないからだ。 |
B.今頃の子供はマンガ雑誌を読まないからだ。 |
C.書店が少なくなっているからだ。 |
D.このような小さな書店は都市にないからだ。 |
A.ところで | B.それから | C.それで | D.それでも |
A.店員がおすすめしてくれる本屋 |
B.火山の噴火で滅びた本屋 |
C.壁に新作の発売日やお知らせなどが書かれた本屋 |
D.人類の文明とともに存在する本屋 |
A.絶対不可能だ。 | B.仕方がない事だ。 |
C.想像もしなかった。 | D.かなり悲しい事だ。 |
A.書店という業態は既に世の中に必要とされなくなった。 |
B.筆者は書店が人類の文明とともに存在する物だと思っている。 |
C.筆者は書店より通販の方がいいと思っている。 |
D.筆者は書店という業態の未来に自信を持っている。 |
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