「青春とは人生のある期間ではなく、心の持ちかたを言う」
これは、アメリカの実業家、サムエル.ウルマンが70歳を超えてから書いた詩の一部です。青春とは、50歳であろうと70歳であろうと、心や気持ちが若く、(ア)としている時のことだと読み取れるでしょう。
私たちは、年齢を重ねていく中で、「若くありたい」とか「若く見られたい」との思いがあるようです。
確かに、若さを保つためには、見た目や体力は大切です。しかし、どんなに見た目をつくろっても、何かに挑戦したり、自分を成長しようとする前向きな気持ちが伴わなければ、若々しく生きることはできないでしょう。
では、そうした前向きな気持ちを持続させるにはどうしたら良いでしょうか。まずは、家族や周囲の人に対しての感謝の心を持つことです。感謝の心が増幅し、その思いが行動につながって、心の若さを保つことができるのではないでしょうか。
【小题1】文中の(ア)にいれるのにもっとも適度なものは次のどれか。A.イキイキ | B.イライラ | C.ブツブツ | D.バラバラ |
A.もう70歳を超えるから | B.年を取るから |
C.アメリカの実業家が書いた詩を読んだから | D.自分の欠点を認めるから |
A.心や気持ちが若い | B.見た目や体力だけ |
C.自分に挑戦し、実力を高める | D.家族や周囲の人に感謝の気持ち |
A.文章の詩はサムエル・ウルマンが50歳を超えてから書いたの一部だ。 |
B.何かに挑戦したり、前向きな気持ちが伴なったら、必ず若さが持てる。 |
C.感謝の気持ちが高まるし、同時に行動につながって、心の若さを保つことができる。 |
D.青春とは人生のある期間で、心の持ちかたを言う。 |
A.青春に戻りたい。 | B.前向きな気持ちの大切さを伝えたい。 |
C.家族や周囲の人に謝意を伝えたい。 | D.心の若さを伝えたい。 |
地球上の動物にはさまざまな優れた能力があります。犬の嗅覚、猫のバランス感覚、ネズミのすばしっこさ(敏捷)、馬の足の速さ、などなど。
人間は、知能、言語、道具を使うといったことが、優れた能力といえるかもしれませんが、身体の能力そのものではありません。身体の働きとして、人が他の動物に比べてとくに秀でているのは、視力ぐらいでしょう。
例えば、犬は人に比べると近眼で、色も3色程度しか識別できません。ただ、動くものをとらえる能力は高いと考えられます。人は、ものを注視し見分ける能力に勝ります。(ア)、両方の目で同じものを見ることができ、それにより遠近感を正確につかむことができます。牛や馬などは両目が大きく離れているので、遠近感があまりないと考えられます。
人がものを正確に見ることができる能力は、人が道具をつくり、使いこなすために不可欠です。道具を使えるようになった人は、さらに知能が発達し、ついに言語を獲得します。文字を使いこなすことも、近くのものを正確に見る能力があってこそ可能になるのです。
力や運動能力で、他の動物に比べてはるかに劣っています。飛べず、水中で生活できない人が、地球上でこれだけ繁栄した身体的な決め手は視力なのです。人は目が頼りな動物です。目を大切にしましょう。
【小题1】文中に「そのものではありません」とあるが、それはどんな意味か。A.身体の能力はそんなに優れた能力ではない。 |
B.身体の能力は優秀だ。 |
C.身体の能力はどちらというと優秀だ。 |
D.身体の能力は全然ダメだ。 |
A.しかし | B.さらに | C.だから | D.つまり |
A.犬は近眼で、色も3色程度だけ識別できる。 | B.人は動くものをとらえる能力が強い。 |
C.牛や馬はあまり遠近を識別できない。 | D.人はものを注視し見分ける能力に勝つ。 |
A.人が他の動物に比べてとくに秀でているのは、視力だけだ。 |
B.文字を使いこなすことは遠近のものを正確に見る能力があって可能だ。 |
C.道具を使えるようになったことは視力発達の基礎だ。 |
D.ものを正確に見ることは人間の知能、言語、道具を使うのに必要だ。こ |
A.人間の力や運動能力が他の動物に比べてはるかに劣っているから |
B.目が一番重要だから |
C.目が見えないと道具を作ることもできないから |
D.人間は自然の中では弱いから |
ある小学校で「解けない問題」を問題にするという、面白い試みが行われている。「解けない問題」とは何か。それは、例えばこういう「問題」である。
「教室から生徒が8人出ていきました。そのあと、12人が入ってきました。教室には何人残っていますか。」
教室にいる生徒の数が何人増えたか、という問題なら、誰にでもすぐに解ける。12引く(减)8で4、つまり4人増えたというのが答えだ。しかし、何人残っているか、という問題は解けない。(ア)、はじめに教室にいた生徒の数が何人であったのか明らかにされていないかぎり、いくら足し算(加法)や引き算(减法)をやってみても、教室に残った生徒の数は分からないからである。
そして、この問題を見た児童たち、およびお母さんたちは、実のところ当惑(困惑,不知如何是好)した。当惑しただけでなく、中には、(イ)お母さんもいるらしい。明らかにこの問題は出題者の不注意によるものだから、もっとちゃんと気をつけて出題してほしい、というものだ。
しかし、この「解けない問題」は決して出題者の間違いによるものではなかった。そういう曖味な「問題」を出すことによって、世の中には、「解ける問題」と「解けない問題」と2種類があるのだ、というこを子供たちに学んでもらうこと。それがこの「問題」を出した理由であり、また目的であったのだ。
【小题1】文中に「解けない問題」とあるが、その理由はどれか。A.出題者の不注意によるものだから |
B.簡単すぎて、解く気にもなれないから |
C.問題が不完全で、誰でも解けないから |
D.問題が複雑すぎて、誰にも解けないから |
A.だから | B.なぜなら |
C.そして | D.それから |
A.うれしい | B.怒った |
C.かなしい | D.おかしい |
A.解けない問題 |
B.解ける問題 |
C.間違った問題 |
D.解ける問題と解けない問題 |
A.間違った問題を出して、子供たちとお母さんを困らせるのはよくない。 |
B.出題者はちゃんと気をつけて出題してほしい。 |
C.子供の間は解ける問題をしっかり解かせることが必要だ。 |
D.子供たちは解けない問題もあるのだということを学ぶ必要がある。 |
青春は、さまざまな可能性を含むはっきりしない命である。何になるか分からない。何かになれそうだという気がする。さまざまな夢を抱き、ロマンチックになる( 31 )、誰にも共通した点だ。しかし、青春の夢は想像に終わることが多い。空想的にあるものになり得ると思い、想像の中で自分を英雄化したりして、結局そのまま終わることが多い。青春の夢は大切だが、夢を少しでも実現させるためには、どれだけの努力と苦痛が必要なのか、若者は知らない。青春の不幸はそこにある。
例えば、手近な例として、読書を考えてみよう。読書というと、いかにも地味だが、この地味なことが青春を養う実は最も大きな糧なのである。青春の危険は、地味な内的着実さを欠く点にある。むろん、享楽を求め遊ぶことが面白いのは当然だが、着実に一冊の本を精読し、一年か二年も時間をかけてきびしく探求する習慣を持つことが何よりも大切である。きびしさの欠如、これが、あとになって致命傷となる。気分としての青春に陶醉するのは( 34 ) だ。
【小题1】文中の( 31 ) に入れるのに最も適当なものはどれか。A.には | B.とは |
C.では | D.のは |
A.青春はさまざまな可能性を含む |
B.青春の夢は想像に終わる |
C.夢を実現させるためには努力と苦痛が必要だ |
D.青春は不幸だ |
A.緩やかでない様子 | B.激しくない様子 |
C.思うようにならない様子 | D.研鑽を追求する様子 |
A.危険 | B.困難 | C.愉快 | D.安易 |
A.青春の夢は想像に終わることが少ない。 |
B.青春は何も考えずに目標を成し遂げることが大切だ。 |
C.自分が好きなことを目標にしたら、努力しなくてもいい。 |
D.青春は、さまざまな可能性を含むはっきりしない命である。 |
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