睡眠中に急に目覚めると、まずは時計か携帯電話を手に取り、今何時かを確認する人が多い。だが実際には、①こうした行動が眠ろうとする焦りを高めてしまう可能性がある。少しうとうとしただけで目を開き時間を確認する。夜中に目覚めた場合も電気をつけ時間を確認し、何時間寝ていたかを計算し、もう一度眠るよう自分に強いる。時計の音を気にし、ベッドで何度も寝返りを打つ……こんな時には、もう焦る気持ちが生じている可能性がある。手足や脇に汗をかき、口が乾き、頻尿になる。これは「心理的暗示による不眠症」だ。時間を（②）ことで睡眠に集中できず、焦りや不眠がひどくなってしまう。

時間を見ると焦りを感じ、挫折感が増す。また寝室の時計がカチカチと進む音も集りを高める。ある大学の教授は、「何かしなくてはと思うと、体内でストレス関連のホルモン、すなわち副じん皮質刺激ポルモンが分泌される。④このホルモンは特定の時間に何かをするよう注意を促す」とする。日本の作業療法土である管原洋平氏は、「夜に目が覚めた時に時間を確認すればするほど、同じ時間に目が覚めやすくなる」としている。

夜中に目覚めたらどうしたらいいのだろうか？心と体をリラックスさせ、いつ眠り始めたか、何時間眠ったかを気にしないようにする。途中で目が覚めたり、トイレに行ったりする場合も、時間を気にせずに、寝室に戻って続けて眠るようにする。また、カチカチ音で焦ることのないように、寝室にはできるだけ時計を置かないほうがいいだろう。

日本人は……自分に不要な物　1　人にあげる。

もちろん、相手に対する気配りもあるが、「これ、わたしに要らなくなったから　2　（もらう）ください」と言ってあげる。それがなくなると自分が　3　（困）るような物は、他人にはあげない。だから、わりと気軽にもらうことが　4　（する）のだ。

それとは逆に、欧米人は相手が　5　（ひつよう）とする物をあげる。

だから、たとえば新築祝い　6　時計をプレゼントする　7　（ようだ）ときには、相手の家を見てから、その部屋に　8　（ふさわしい）デザインの時計を贈るのだ。

したがって、日本人が欧米人に、「つまらない物ですが……」　9　言って贈り物をすると、彼らは怒る。つまらない物　10　自分にふさわしいと評価されたと受け取るのだ。注意しなければならない。

“魔の7歳”そう言われるほど7歳は突出して車にはねられ（被撞）やすいんです。

「車に気をつけて！」「よく見て！」

つい言ってしまうその言葉、実は子供に　1　ません。

なぜ7歳がこんなに事故に遭いやすいのか。

背景には“もう小学生　2　大丈夫”という大人の思い込みがあるようです。

小学生になると、登下校で1人行動が始まりますが、実はまだ交通ルールがわからないままです。周りの大人も“もう小学生なんだから”と1人歩き　3　当たり前だと考えがちなんですが、少し前までは幼稚園児や保育園児です。　4　成長するわけではありません。小学生になった　5　、ある日突然、交通ルールが分かるわけではありません。

幼稚園や保育園の交通教室で学んでいる子供もいますが、専門家　6　“青信号　7　道を渡りましょう”程度しかわかっていない　8　が多いそうです。

1年生たちを守るために、どうすればいいのでしょうか。

子供たちの　9　を守るためには、周りの大人たちが　10　することが重要です。道路で子供を見かけたら、危なくないか見守ってあげてください。そして何より車を運転している大人は、子供たちを見かけたら減速して細心の注意を払ってほしいと思います。