地震、台風、ゲリラ豪雨(驟雨)。日本では毎年のように大規模な自然災害が起きています。身の危険を感じたら、迷わず、すぐに避難所へ向かうべきですが、家を出る際にぜひ忘れずにしてほしいことがあります。それは、ブレ一カ一(总开关)を落とすという作業です。
例えば、寒い冬のある日。電気スト一ブで温められた部屋の中で、誰かが昼寝をしています。隣の部屋では、外の誰かが洗濯物にアイロンを掛けています。(ア)へ突然の大地震。そして、停電。当然電気スト一ブもアイロンも消えます。二人は慌てて避難所へ逃げました。またいつ余震がやってくるか分からない不安の中、そのままそこで長時間過ごすことになるかもしれません。「その間」に、電力会社の努力を実って、もし電気が復旧したらどうなるでしょう? 電気スト一ブやアイロンが作動し始めます。もしかしたら、地震の揺れで棚から落ちた新聞紙や、散乱した衣類等の可燃物がその上を覆っているかもしれません。それらが加熱されていくと、いつか、火がつきます。その火は、無人の家の中で誰にも気付かないうちに、あっという間に燃え広がってしまうことでしょう。
こうした原因で起こる火災を「通電火災」と言います。1995年の阪神淡路大震災では 157件の建物火災は発生していますが、火災の原因が判明した55 件の中には、33件の通電火災が含まれていました。また2011年の東日本大震災でも、多くの通電火災が発生したと考えられています。日本ではそう遠くない将来、首都直下型の巨大地震が起こる可能性が指摘されていますが、その際、大規模な通電火災が起きるのではないかと専門家は指摘しています。東京周辺には古くからの木造の住宅密集地は今もたくさんありますが、そうした地域で火災に巻き込まれたら大惨事となります。恐ろしいことです。
通電火災を防ぐためにできる対策はただ一つ。避難前に必ずブレ一カ一を落とす、その一手間をかけることです。日頃から心がけておきましょう。
【小题1】(ア) に入れる言葉はどれか。A.それ | B.そこ | C.あそこ | D.ここ |
A.大地震の間 | B.余震の間 | C.逃げる間 | D.避難所にいる間 |
A.東京では木造住宅の密集地で通電火災による大きな被害が出たことがある |
B.過去の震災で起きた火災のうち、通電火災が原因の火災は半数以上を占める |
C.阪神淡路大地震では30件以上の通電火災が発生した |
D.東日本大震災で起きた最も大きい火災は、通電火災によるものだった |
A.地震が起こること |
B.木造の住宅密集地が火災に遭うこと |
C.通電火災が発生することが多いこと |
D.衣類や新聞紙が燃えること |
A.可燃物のそばで、熱を発生する家電製品を使うべきではない |
B.防犯のため、災害時でも家を無人にするべきではない |
C.大地震が起きたら、ブレ一カ一を落としてから避難すべきだ |
D.住宅密集地は火災になると危険なので、住まないほうがいい |
昨年、家庭などに眠っている使用済みの携帯電話の回収キャンペーンが、経済産業省によって行われた。なぜ、携帯電話は回収されなければならないのか。それは、携帯電話には豊富な金属資源が含まれているからである。
携帯電話には金、銀、銅のほか、貴重な金属が使われている。このような金属は日本には少ないため、基本的に輸入することになるのだが、使わなくなった携帯電話から取り出してリサイクルすることも可能なのである。つまり、古い携帯電話はごみではなく、資源になるのである。そのため、未回収の携帯電話は「都市鉱山」と呼ばれている。
日本では今や、一人が一台、携帯電話を持つようになったともいえるが、使わなくなったあとも、カメラや電話帳がわりにとっておく人が多く、回収はなかなか進まない。そこで、今回の回収キャンペーンとなったのである。
【小题1】携帯電話を回収する理由は何か。
A.使わなくなった携帯電話がごみになって、困っているから。 |
B.使わなくなったあとも、捨てずに、とっておく人が多いから。 |
C.高価な金属を捨てずに再利用することができるから。 |
D.古い携帯電話を捨てさせて、新しい携帯電話を買わせるため。 |
A.携帯電話に使われる金属がたくさんとれる場所が、都市の近くにあるから。 |
B.携帯電話に使われる金、銀、銅などが、都市の近くで売られているから。 |
C.都市に住む人が持つ携帯電話の材料として、多くの金属が使われているから。 |
D.まるで鉱山があるかのように、都市の中で金属を集めることができるから。 |
A.金、銀、銅のほか、貴重な金属が使われている。 |
B.金、銀、銅は日本でとれるため、輸入していない。 |
C.金はリサイクルできるが、銀や銅はできない。 |
D.使われている金属は、金、銀、銅の3種類である。 |
A.ごみを少なくするために携帯を集める宣伝 |
B.輸入する携帯を増やす宣伝 |
C.一人一人が持つ携帯を増やす宣伝 |
D.豊富な金属資源を含む携帯を集める宣伝 |
A.カメラや電話帳が割合よく使われる。 |
B.カメラや電話帳として持っている。 |
C.カメラや電話帳の方がよく使われる。 |
D.カメラや電話帳を使わないようにする。 |
朝食を食べたほうがいい理由は、「仕事の効率が上がるから」です。しかも、朝食をとるかとらないかで、1日を通してモチベーション(原动力)や集中力に大きな差が生じます。
皆さんは「朝食を食べないと午前中の効率は多少落ちるかもしれないが、昼食を食べれば問題ない」と考えるかもしれません。でも実は、朝食を食べないと午後の効率も( ア )下がってしまうのです。
理由は、朝食を抜くと血糖値の変動が大きくなるからです。
前日の夜から翌日の昼まで何も食べない「欠食時間」が長く続くと、昼食後の血糖値が急激に上がったり下がったりします。すると眠気やだるさに襲われ、仕事の効率が下がってしまいます。
( イ )、朝食を含めた1日3食を規則的に食べれば、食後の血糖値の上昇が緩やかになり、1 日を通して血糖値が安定します。仕事の効率を高めるために重要なのは、この「血糖値の安定」です。血糖値が安定しないと、集中力が低下したり、いらいらしやすくなったりして、仕事上の判断ミスも起こりやすくなります。
そもそも食事を食べないと、脳のエネルギー源となる葡萄糖が供給されません。午前中は低血糖で頭が働かず、午後は眠くて仕事にならない。朝食を食べないと、こんな最悪のパターンを毎日繰り返してしまいます。
【小题1】文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。
A.恐らく | B.突然 | C.大幅に | D.少し |
A.一方 | B.さて | C.こうして | D.そこで |
A.仕事に集中できなくなる。 | B.判断ミスが起こりやすくなる |
C.他人とすぐけんかしてしまう。 | D.いらいらしやすくなる。 |
A.午後は脳のエネルギー源となる葡萄糖が供給されないから |
B.朝食を食べないと、昼食後の血糖値が急激に変動するから |
C.昼食後は血糖値の上昇が緩やかになるから |
D.昼食後は血糖値が大きく上がるから |
A.昼食よりも朝食のほうが血糖値と深くかかわっている。 |
B.午前中は血糖値が高いほうが集中力が高まる。 |
C.朝食を食べないと午後の仕事の効率にも影響が出る。 |
D.午後の仕事の効率は昼食をとる時間と関係がある。 |
すぐ帰るつもりで訪問した家で、その家の人が「ぜひ食事を」と勧める場合がある。そんな時は、遠慮しないでご馳走になったほうがいい。しかし、食事をする時には気を付けなくてはいけないことがある。まず大切なのは、背筋を伸ばして、きれいな姿勢で食べることだ。和食の場合、畳の部屋で座って食べることが多いので姿勢は特に目立つ。テ一ブルに肘を付いて食べるのもよくない。
また、日本では箸を使って食事をすることが多いので、箸の使い方は食事のマナーの基本だ。まず、箸は右手で取ってから左手に乗せて、もう一度右手に持ってから使う。置く時は、箸置きに箸先を左にして置く。割り箸の場合は袋から①___割って使う。してはいけない箸の使い方もいろいろある。②____、同じ手で箸と茶碗などを一緒に持ってはいけない。箸で皿を動かしたり、箸から箸へ食べ物を渡すのもよくない。また、どれを食ベようかと思って、料理の上で箸をあちこち動かしたり、一つの皿の料理の中から好きなものだけを選んで取ったりしてはいけない。それから、食べ物には箸を突き刺して取るのもよくない。
(1)その外にもいろいろ気を付けなくてはいけないことがある。テーブルの上の食器に顔を近付けて食べてはいけない。ご飯やみそ汁は、いつも茶碗やお碗を持って食べる。日本ではうどんやそばは音を立てて食べてもいいが、(2)その外のものは音を立てないで食べたほうがいい。また、口の中に食べ物がある時は話してはいけない。口の中のものを全部食べて、箸や茶碗をテーブルに置いてから話す。嫌いな食べ物や飲み物がある時は「すみません、③___、、、」と理由を言って、無理に食べたり飲んだりしなくてもいい。タバコを吸いたい時は「吸ってもいいですか。」と聞いてから吸うが、食事の時は、遠慮したほうがいい。もちろんあいさつも大切だ。ご飯を食べる前には「いただきます」、食ベた後には「④___」と言う。ご馳走になった後、すぐ帰るのはよくない。普通食べた後2、30分話をして、それからタイミング(时机)を見て帰る。
問い
【小题1】①___に入れるのに適当なものを一つ選びなさい。
A.握って | B.出して | C.持って | D.通して |
A.しかし | B.そして | C.例えば | D.また |
A.箸の使い方 | B.食器の使い方 |
C.ものの食べ方 | D.食事をする時の姿勢 |
A.うどん | B.うどんやそば | C.ご飯や味噌汁 | D.お寿司 |
A.これは嫌いなので | B.これは食べたくないので |
C.これは苦手なので | D.これは美味しくないので |
A.ありがとうございます | B.失礼します |
C.おいしかったです | D.ごちそうさまでした |
A.箸と茶碗などを同じ手で一緒に持ってもいい。 |
B.和食の場合、こしかけて食べることが少ない。 |
C.箸を使う手で茶碗を持ってはいけない。 |
D.嫌いな食べ物がある時は食べたほうがいい。 |
A.日本ではうどんやそばは音を立てて食べてもかまいません。 |
B.食器に顔を近づけてはいけないので、茶碗を持って食べるのもよくありません。 |
C.食物に箸を突き刺して取って食べるのもよくありません。 |
D.食事をする時、きれいな姿勢で食べることは大切なのです。 |
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