あなたは、目の前に二つの道があって選択に迷った時、どんなふうに決断するだろうか。

この選択でこれからの道が大きく変わるようなことから、日常の些細なことまで、AとBのどっちにしようか迷うことがよくある。

こっちにしよう!そう潔く決断ができれば問題ないが、多くの場合、そしてそれが自分にとって大切なものであればあるほど、私たちはどっちにしようか、慎重になってしまうものだ。それは、自分の決断一つで、この先の人生がまったく変わるように感じてしまうからだ。

他人から見たらほんの些細なことでも、自分にとっては大事なことで、ものすごい痛みを伴うこともある。特に、自分に自信を無くしている時だったり、何かを信頼できない時は、余計に選べなくなったりする。あらゆるネガティブなことを並べあげて、どっちがいいだろう?どっちが自分にとって正しいんだろう?どっちがより傷つかないだろう……そんなふうに防衛反応がバキバキ出てきてしまったり。でも本当は、どちらが正しくてどちらが間違っている( ア ) 。「どちら」を選ぶかよりも、「どういう気持ちで」 自分がそれを選ぶのかが、その避択が自分にとってよかったのか悪かったのかの分かれ道になる。

何かの分かれ道に来た時、選択をする時、あなたはネガティブな動機付けで心の力を使っていないか。そうではなく、プラスの動機から選んでみよう。もちろん、こんなふうに選択するには ( イ   ) が要る。もし、自分を信頼できなかったり、今自分をひどく責めてしまっているなら、あなたの良い部分をみてくれる人、あなたを応援してくれている人に助けを求めてみよう。きっと、あなたの代わりにあなたのいい未来を信じてくれるはずだ。

ボランティアとは「自発的な意志に基づいて他人や社会に貢献する行為」のことで、」他の人や社会のために取り組む活動を指します。ボランティアは地域や社会をより良くする活動であるのと同時に、活動する人自身の成長にもつながる力を持っています。

ボランティア活動に興味を持つ学生は多いかと思います。

社会人に比べて、長期休みなど比較的時間の調整がしやすい学生時代にボランテイアを行うことで、社会貢献ができることはもちろん、自分の視野を広げることにもつながります。勉強が忙しく、長期休みがあまり取れない学生におすすめのボランティアですから、活動場所が家から近い活動や、専門知識がなくても参加できる活動などが挙げられます。（ア）、ゴミ拾いなどの環境保全活動、募金活動などのボランティア活動です。

長期休みを活用してボランティア活動をしたい学生には、比較的長期的な支援が必要となる災害ボランティアや海外ボランティアも選択肢のひとつに挙げられます。

人間は、不可能と思われたことを次々と可能にしてきた。（①）、空を飛ぶことは人類が昔から持っていた願いであったが、今日では、飛行機によってどんな鳥よりもよく空を飛べるようになった。人間はどのようにして、不可能なことを実行可能にしてきたのだろうか。私はそれは発明と練習によって行われたのだと思っている。飛行機が発明されて、空を飛べるようになったのだが、私は自分で飛行機を操縦して空を飛ぶことはできない。そのための訓練を受けていないのだから、そんなことができるはずがない。ただ、練習というものは（②）容易なものではない。絶えず（不懈）努力と忍耐を必要とします。そのことは、水泳の練習一つを取ってみても明らかであろう。努力と忍耐を嫌う者には練習はできない。そのような練習嫌いはいつの世にもいるが、このごろ、努力すること、何かに耐えること、苦労することを好まない傾向があるのではないだろうか。前に述べたように、肉体的能力のみならず（不仅）、精神的能力も練習により高まるのであるから、もし練習を軽く見るような傾向があるならば、民族の将来のために、互いに戒めなければならない。