擬音語・擬態語(拟声拟态词)の特色は、発音が意味に直結している(直接关联)ことである。「ぱちぱち」という擬音語は、「ぱちぱち」という発音が、小さくて固い物が立てる音や拍手の音を表しており、意味に直結している。
普通の言葉、( ア )擬音語・擬態語以外の言葉は発音と意味とが約束によって結ばれている。例えば、「歩く」という言葉は、「あるく」という発音が、「足を使って前に進む」という動作を表すと約束したからできた意味である。「約束」を変えれば違う結びも可能である。
ところが、擬音語・擬態語は、発音と意味の結びを変えることができない。発音が意味を決めているからである。こうした性質は次のようなおもしろいことを起こす。それは、ある音が決まった意味に直結する傾向である。たとえば、「きらきら」「さらさら」という清音で表される語は「ぎらぎら」「ざらざら」という濁音で表される語より明るく澄んで軽やかな(清澈明快)印象を持っている。
また、ある音がある意味の語には共通に用いられるということも起こる。例えば、「ぶ」の音。「がぶがぶ」「げぶげぶ」「ざぶざぶ」と2つ目の音に「ぶ」が来るとすべて水や水分に関係のある音や様子を表す語になっている。2音節目の「ぶ」には、そうした意味を与える力があるのだ。
【小题1】文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。A.または | B.つまり | C.そのかわり | D.あるいは |
A.擬音語・擬態語は発音も意味も簡単だ。 |
B.擬音語・擬態語は発音が意味と関連性がない。 |
C.擬音語・擬態語は発音が意味より先に決まった。 |
D.擬音語・擬態語は発音がそのまま意味になっている。 |
A.「あるく」という発音は「足を使って前に進む」という意味に直結している。 |
B.「足を使って前に進む」の意味は「あるく」という発音でしか表すことができない。 |
C.「あるく」の「足を使って前に進む」という意味は他の発音で表す可能性もあった。 |
D.「あるく」という発音で「足を使って前に進む」という動作を表しているわけではない。 |
A.ぐるぐる | B.ざらざら | C.きらきら | D.ごろごろ |
A.くすくす | B.にやにや | C.げらげら | D.ざぶざぶ |
ラフカディオ·ハーン(拉夫卡迪奥·赫恩)はいくたびかの夏を静岡県の焼津で過ごした。泳ぎを楽しみ( ア )、海には本質的な恐ろしさを感じていたようだ。随筆「焼津にて」につづっている。「海が生き物でないとは、わたしはどうしても信じられない-それは意識があり、敵意をもった力というほかはない」(村松真一訳)。津波は英語でも「tsunami」と言うが、最初に表記したのはハーン(赫恩)だという。その作品は江戸末期の地震と大津波に材を取っていた。
海に潜む恐ろしさに、ひやりとした(打寒颜)深夜の警報だった。海底火山の噴火により、太平洋に接する各地に津波が及びつつある(正在)という。テレビは避難を呼びかけ「東日本大震災を思い出してください」と訴えていた。
岩手県ではサンダルばきで避難し、寒そうにする人の様子が本紙デジタル版にあった。気象庁は数時間前まで「被害の心配はない」としていたのだが、( イ )。
今日は阪神·淡路大震災から27年となる。当時は見通すどころではなく「神戸に大地震はない」との俗説すら(甚至)あった。それに惑わされ、十分な備えをしていなかったと元兵庫県知事の貝原俊民さんが著書で述べている。痛恨事なのだろう。
震災はその時々で容貌を変える。阪神·淡路では多くの人が圧死を免れなかった。東日本では津波と原発事故に見舞われた。1日先の未来は見通せない。しかし地震列島ゆえの本質的な怖さを思い、精いっぱいの備えをすることはできる。
【小题1】文中の( ア )に入れるのに最も適当なものはどれか。A.うえで | B.ものに | C.ながら | D.ごとに |
A.海 | B.津波 | C.地震 | D.火山 |
A.先を見通すことは当たり前だ | B.先を見通すことの難しさを思う |
C.避難する必要はない | D.避難するかしないか自分で決められない |
A.当時は地震の発生を事前に予測することができなかったこと |
B.阪神·淡路大震災でたくさんの人が亡くなったこと |
C.今でも地震を正確に予測することができないこと |
D.俗説に惑わされ、地震に十分な備えをしていなかったこと |
A.地震の怖さを知って、事前に十分な備えをすべき |
B.震災は容貌をよく変えて、1日先の未来は見通せない |
C.地震による津波は人間に大きな災難をもたらした |
D.海には本質的な恐ろしさを感じなければならない |
夏が終わった。しかし、小さな子供を持つ育児ママたちの熱い季節は続いている。ある民間の研究所の調査では、育児ママの子供の世話時間は、平日で平均4時間だという。しかし、この中には、子供に食事をさせたり、夜、起きた子供を寝かしつけたりする時間などは含まれていない。育児ママは数字以上に、肉体的にも、精神的にも子供に拘束されているのだ。
炊事や洗濯などの家事にかける時間は4時間。子供に纏わりつかれながら、手早く熟している。仕事時間は6時間。仕事を急いで終わらせ、同僚の目を気にしながら、保育園に急ぐ毎日が続いている。
そんな育児ママの買い物時間を見てみよう。仕事をしている育児ママの平日の買い物時間は平均でわずか44分にすぎない。仕事をしていない育児ママでも52分と少なめだ。また、子供があずかることを恐れて、育児ママは買い物を即決せざるをえないという事情もある。
その結果、育児ママが望み、ストレスがなく、充実感の高い消費は、「デパートで洋服や化粧品、雑貨を買う」「通信販売のカタログで購入を検討する」となる。育児ママの実際の買い物の多くは、夕食の材料や子供に関するものだろう。
( ア )、たまには、自分向けの商品も買いたいと思うのだ。実は、彼女たちの買い物への意欲はとても強いものだ。育児ママの42%が今後も化粧品にお金をかけたいと答えている。ブランドへの関心も高いようだ。いくら育児に忙しくても、女性としての魅力は持ち続けたいと育児ママは考えているからなのだ。
商品開発と流通の場が育児ママにより深い理解を示すことは、ピジネスのチャンスを広げると同時に、彼女たちへの支援にもつながるだろう。
【小题1】「熱い季節」とはどういうことか。A.夏が終わっても、あつい日が続いている。 |
B.夏はもちろん、ほかの季節もとてもあつい。 |
C.育児ママは様々な面で子供に拘束されている。 |
D.育児ママはピジネスのチャンスに熱中している。 |
A.子供があずかることを恐れるから | B.自分向けの商品がほしいから |
C.家事も仕事も忙しいから | D.同僚の目を気にするから |
A.つまり | B.しかし | C.それに | D.しかも |
A.女性としての魅力は持ち続けたいから |
B.ブランドへの図心が高いから |
C.買い物への意欲は強いから |
D.育児にとても忙しいから |
A.育児ママはよくタ食の材料や子供に関するものを買う。 |
B.育児ママの実際の買い物の多くは洋服や化粧品などだ。 |
C.育児ママは毎日子供の世話時間か4時間しかない。 |
D.育児ママは普段仕事を処理する余裕が十分ある。 |
(二)
本屋さんには怒られるかもしれませんが、たとえば私が子供のころは、本は貸し本屋(出租书的店)で借りて読むものでした。戦後まだ十分に本が出版されておらず、買えるものではなかったので、貸し本屋という商売が残っていたのです。自転車もそうです。貸し自転車を借りて遊んでいました。借りて済むものは借りるというのが、普通だったのです。
それが世の中が物質的に豊かになってくると、何でも個人で所有することが豊かさだと思うようになります。( ア )高度経済成長期になると、貸し本屋や貸し自転車屋というようなものは、すぐに消えていきました。一人ひとりが、何でも全部所有するというふうになってしまいました。現在の環境問題に至るすべてのものの考え方の誤りはそこにあるのです。
「レンタルの思想」というのは、ある意味で資本主義という制度の考え方とは矛盾します。資本主義というのは個人の欲望を刺激するうえに成立しています。モノを買おうという個人個人の欲望を拡大するから発展するのであって、みんなが節約をしたり借り物で済ますようになったら、いまの資本主義が成り立たないのは自明です。
【小题1】( ア )に入れる言葉としてもっとも適当なものは次のどれか。A.だから | B.しかし | C.ところが | D.また |
A.自分の車を買う |
B.中古の本を買う |
C.図書館から本を借りて読む |
D.個人の欲望を満たすために、物をいっぱい買う |
A.借り物で済ませようとする考え方 |
B.貸さずに借りようとする考え方 |
C.一人ですべてを買い占めようとする考え方 |
D.個人で所有するのが豊かさだという考え方 |
A.個人の欲望の拡大と資本主義は矛盾する。 |
B.個人の欲望はレンタルの思想を発展させる。 |
C.レンタルの思想と資本主義は両立しない。 |
D.資本主義は物質的に豊かにならなければ成り立たない。 |
A.本屋さん | B.子供 |
C.資本家 | D.貧しい時代に生まれた人 |
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